政務調査(地域医療)
2008年 02月 07日
その後、地域の民間総合病院の院長から滋賀県の医療再生についてお話を伺いました。
両者に共通の意見としては
地域の医療研究。医師養成機関としての
滋賀医科大学
の位置づけをしっかりとすること
そして、その為に県としてもしっかりと予算措置をすること
でした。
医師不足は全国的な問題で、滋賀県においても深刻であります。
県としても、医師確保の為に、経済的インセンティブを与える施策を実施しています。
もちろん、そういう経済的支援も大事な要素ではありますが、
若い医師を確保するためには、
何よりも
「技術者」「専門家」「プロフェッショナル」としての
医師が
やりがいを持って仕事に打ち込める
「環境」
を整備すること。
特色のある、先端医療をし、後輩を育てる臨床指導者をしっかり確保して、
学生がやはり、あの大学に行きたい、そして大学に残ってプロとしての研鑽を重ねたいと思える
大学、大学病院、地域の誇りとなる「医科大学」にすることが重要だとの指摘。
これまで、
京都大学、京都府立医科大学などの県外の病院に頼りすぎたことが、今の諸問題の原因の一つであると。
今回の政務調査をベースに、さらに精査して、2月議会の代表質問を行う予定です。