それにもまして、ZARDの坂井泉水さんが亡くなられたことは自分としては衝撃的で。。。
「ZARD」というと、
私と同じ年代の方にはよく理解頂けるかと思いますが、
20代前半の「青春時代」において、切っても切れない存在なんですね。
私が、大学に入学した1992年当時、そして卒業までの4年間というと、
いわゆる音楽シーンでは、ビーイング系のアーティストが全盛期で、その中でも「ZARD」=坂井泉水さんはその象徴的存在でありました。
当時、テレビでも音楽番組が数多くありましたが、そのような番組にはほとんど露出することが無かったものの、透明で、飾らない、等身大の作風が、多くの方に支持され、多くのミリオンセラーを記録されたのが坂井さんでした。
街角や、いろんな場面で、「ZARD」の曲を耳にしていた世代からすると、坂井さんが亡くなるということは、そんな自分の青春時代にぽっかりと穴が空くようで、どうしようもない「寂しさ」に包まれてしまいます。
同じような思いは、尾崎豊氏が亡くなった時にも感じました。
尾崎氏が亡くなったのは、先ほど述べたちょうど大学入学の年で、それもちょうと入学したての春先の出来事でした。
10代の中ごろから、高校時代にかけての多感な時期に、いろんな思いを抱きながら聴いていたアーティストでしたが、それもまた早すぎる突然の死で。
代表曲の「I LOVE YOU」は、私が大学受験のころ、JR東海の新幹線のCMに起用され、地方から上京していく若者の不安や期待、それをとりまく家族の思いを、あのバラードが実に上手く表現し、私自身も自分の立場を重ねて深く聴いていたものでした。
そんな意味で、自分のこれまた「青春時代」の一ページを飾るアーティストでしたが、突然の死を聞かされた時には、ぽっかりと心の中に穴が空いてしまい。。。
お二人とも、時代の寵児として、走り続けられ、そんな環境の中での、様々な苦しみや思いがあったのだと思います。坂井さんのご病気に関しても、そういうことと無関係では無いと思われ。。
どうぞ安らかにお眠り下さい、というのが、同じ時を駆け抜けた世代としての素直な気持ちであります。
「You Tube」で「Good-bye My loneliness」のプロモーションビデオを見ていると、
青春時代のいろいろな思いと共に、自然と涙があふれてきました。
Tシャツにジーパンがとっても似合う方でした。
涼しい笑顔がとっても素敵でした。
もちろん、「癒し」の歌声も。
心よりご冥福をお祈り致します。