電車やバスに乗っていると見えないこと
そんなことが毎日歩いていると実によく見えてくる。
一人暮らしのお年寄り。
足が不自由になって、コタツに入ったきりで、でも一人で暮らしておられる。
高齢社会へどんどん加速していっているけど、まだ息子、娘なんかの家族と一緒に暮らせているのは幸せだ。
一人でいるのが気楽なのか、寂しいのか、それを他人が勝手に想像するのは失礼な話だが、
それでも、あのおじいちゃんは後3日経てば、お正月を迎える。
やっぱり寂しいだろうなあ。
ちょっと視点を変えて、
火災、地震、豪雨。。。
そんな時に犠牲になりがちなのも、お年寄りなども社会的弱者だ。
お年寄りの一人暮らしの方は、自分が歩いて見たところを総合すると、非常に古い家に住んでおられることが多い。
ということは、先に述べた災害時において、より一層危険にさらされやすいということになる。
普段から、どのようにケアし、また災害等の時にはどう対処するか。
単に近所や地域の共助に期待するだけでは対応できない気がする。
「高齢化社会」の課題の一つとして、じっくり取り組んで行こうと思う。
これも「歩き」で見えたことである。