日記

歩くこと

車に乗っていると見えないこと

電車やバスに乗っていると見えないこと


そんなことが毎日歩いていると実によく見えてくる。


一人暮らしのお年寄り。


足が不自由になって、コタツに入ったきりで、でも一人で暮らしておられる。


高齢社会へどんどん加速していっているけど、まだ息子、娘なんかの家族と一緒に暮らせているのは幸せだ。


一人でいるのが気楽なのか、寂しいのか、それを他人が勝手に想像するのは失礼な話だが、
それでも、あのおじいちゃんは後3日経てば、お正月を迎える。


やっぱり寂しいだろうなあ。


ちょっと視点を変えて、


火災、地震、豪雨。。。

そんな時に犠牲になりがちなのも、お年寄りなども社会的弱者だ。

お年寄りの一人暮らしの方は、自分が歩いて見たところを総合すると、非常に古い家に住んでおられることが多い。

ということは、先に述べた災害時において、より一層危険にさらされやすいということになる。


普段から、どのようにケアし、また災害等の時にはどう対処するか。


単に近所や地域の共助に期待するだけでは対応できない気がする。


「高齢化社会」の課題の一つとして、じっくり取り組んで行こうと思う。


これも「歩き」で見えたことである。
by ohminohito | 2006-12-28 23:57 | 日記 | Trackback

滋賀県議会議員 木沢成人 が日々の活動等を記しています。滋賀県議会会派「さざなみ倶楽部」幹事長。東近江市蒲生赤十字奉仕団団員。近江市消防団員。日野ライオンズクラブ理事。滋賀県がん対策推進議員連盟幹事。彦根東高、早大卒。


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