朝から企業回りの途中、河川の自主パトロールに。
写真は昨年の台風18号襲来時、消防団で死守した市道橋。
分かりにくいですが、橋脚の上部、橋桁との境目に、災害モニュメントの如く、流木が挟まったまま未だに残っています。この付近の河道は、長年の土砂堆積で流路に変化があり、堤防の損壊等が懸念されておりますが、県土木事務所に働きかけた結果、ようやく今月末から浚渫に向けた調査測量を実施してもらいます。
台風発生のメカニズム解析、そして降雨量・被害の予測は「地学」をベースとしたその応用分野であり、また河川整備は、流体力学等の「物理」の分野をベースに土木工学を織り成していくものです。河川環境の維持には「生物」と「化学」の知識も欠かせません。
県民の安全・安心の為に「適切」な対策を、「効果的」に実施するには、「情念」「観念」だけでなく、「理」が必要です。
だからこそ、大学院で物理工学を修められ、国においては化学物質の管理や、環境政策に携わってこられた「こやり隆史」さんのポテンシャルに期待をし、本県の新しいリーダーを担って頂きたいと思います。
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