今週水曜日は、午後に開催された臨時市長会を傍聴。
代理の守山市を除く、12市長が出席されました。
議題の中心は、県が策定を進める「流域治水の推進に関する条例要綱案」について。
経済部会長の野洲市長から、市長会としてまとめた課題などの論点について明示の後、これに応える形で、滋賀県当局より説明。その後、質疑応答となりました。
県の建築規制の対象戸数が最も多い長浜市長からは「本来の河川整備計画の早期策定と、その対策の早期実施を」求める意見、
東近江市長からは「可罰的違法性があるのか否かの法理論的検討が不十分。理念条例ではいけないのか?」という意見、
栗東市長からは「規制対象エリアに現に住んでいる住民や、地域社会という現況に、余りにも配慮が無さすぎるのではないか」という意見、
他の市長からも「かさ上げ対策という、個人財産への補助ではなく、公的避難所の整備などに税を投入すべき」等の意見が出ておりました。
個人的には、法律家でもあり、また市内に大戸川を抱える、越直美大津市長がどのような発言をされるか期待をしておりましたが、残念ながら発言はありませんでした。
過日の議会質問で、私が質した部分と重なる部分もありましたが、いずれにせよ、議案が上程された場合、議決権を行使する県議会としては、しっかりと審議しなくてはなりません。