全部で400ページほどありますが、89ページからの「『最悪シナリオ』の作成に関する経緯」の章にはゾッとしました。
ここに書かれている想定シナリオ通りに事態が進行してしまったとして、首都圏含め3000万人の避難というのは現実には不可能だったろうなあ・・・
いずれにせよ、4号機の使用済み燃料プールが未だ危険であることは変わりありません。
あの東日本大震災から一年を経過しても、なお頻発する余震の度に、この「最悪シナリオ」が頭をかすめます。
国会議員にはしっかり対処してもらいたいですが、この原発防災、地方議員も地に足をつけてしっかりと取り組まなければならない課題でもあります。