あと、数時間で年越し。
しかしながら、
全国的にも寒さ厳しい、今宵を安らかならず新年を迎えることとなる人がいったい何人いるのやら。
朝日新聞に連載されていた
「孤族」
の記事。
雪深い東北の地から、職と希望を求めて上京。
高度成長の波の中で、順調に進んだかにみえた人生も、
中年を差し掛かる頃に、経済のクラッシュと共に、頓挫。
挙句の果てに、頼る身内も無く、
体にも不調をきたし、
誰に看取られることもなく、
いや、死後も数ヶ月気づかれることもない孤独死。
あまりに悲しい現実が
日本のあちこちで今や起きています。
年末、挨拶まわりであちこち駆け回っておりましたが、
行く先々で、
「木沢君、もうほんまに今の政治どうにかならんのかいな」
の声。
国政、県政、市政、
それぞれの場所は違えど、
プレイヤーとしての政治家に課せられた使命、役割、
しっかりと問い直している大晦日でもあります。
景気は循環の世界と、「朝の来ない夜はない」と思いますが、
あまりに悲しい日本の現実。
苦しいことは誰にでもあるでしょうが、
せめて最後は人生を振り返り、一瞬でも笑って旅立てる世の中にはしないといけない。
まずは、
世を「富ます」
このことを来年はテーマとして活動していきたと思います。