滋賀県議会

オカモロコ

本日は、朝から、市内の中小河川を見て周り、河道内樹木の繁茂状況などを確認してから、午後、先日秋祭りでお会いした、愛東地区のモロコ養殖の山本さん宅を訪れました。

紅葉で有名な、湖東三山の一つ「百済寺」の麓の休耕田を利用した養殖施設。

本日は、池の水が抜き取られ、育てられたホンモロコを回収されておられました。

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水を抜いても、元気なモロコは、水の流れるところに遡上しようと集まってきます。

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そのモロコをまとめて網ですくい、またところどころ水溜りに残っているモロコも、網ですくって回収。

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水抜き口のところにも、網を張っておき、排水と共に流れ出るモロコを回収、そして今度は、ふるいの上で、ゴミを取り除きます。

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一反弱の田んぼで、だいたい80kgほどの収穫だそうです。

収穫したモロコは、自宅横に作られた水槽に移され、ここで出荷までの間、泥を吐かせるためにしばらく清水の中で泳がされます。

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ご主人の山本さん、本業は大工だそうで、廃材やら何やらを使ってこの水槽も手作り。

素人ではなかなかここまでは出来ないだろうとのこと。

素焼き用に一年半飼育されたモロコも見せてもらいましたが、さすがに大きい。しかもよく太っている。野生のものだともっとスマートな体型なのですが、やっぱり養殖はエサが良いとよく育つのだそうです。

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きれいな光沢

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先日購入したものと同じ、甘露煮をまた試食させて頂きました。

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まだまだ、コスト的にはビジネスとしてしっかり確立できる状態ではないとのこと。

天然物にはエサ代がかかりませんが、養殖となるとエサや水質、水温、酸素状態の管理、鳥対策などなかなか手間もかかる。

スケールメリットが出るためには、やはり仲間を増やして規模を大きくすることが必要、そして流通・販売の部分では、やはり付加価値が付く様な戦略が必要とのことでした。

ビジネスは別にして、全く予想外の出来事としては、トンボの幼虫「やご」が凄く増えたということ、それもいろんな種類の「やご」が増えた、つまりはトンボの種類が物凄く増えて、里山の空間としては古き良き時代を回復している側面もあるという事でした。

松本さんとしては、オカのモロコを増やして、それを琵琶湖に戻して、琵琶湖の個体数を回復させたいというのがそもそもの思い。

まずは、仲間作りだそうです。
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by ohminohito | 2009-11-11 00:49 | 滋賀県議会 | Trackback

遠い昔は日本の都、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康が駆け、松尾芭蕉、白洲正子、司馬遼太郎が愛した日本の真ん中、おうみの国(滋賀県)より日々思うことを書いています。滋賀県議会議員 木沢成人


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