この道路は、京の都と若狭を結ぶ旧の「鯖街道」で、滋賀県の湖西の山奥を縦断しています。
現在も主要幹線道路であり、地域住民の生活道路でもあります。
そんな国道367号線で、昨年の3月に大規模な地すべりが発生。
昨年は例年より雪の多い、豪雪で、その雪解け水が、地面の保水能力を超えたため、地すべりが発生したとみられています。
夜中の2時ごろの発生だったので、幸い、通行車両もなく、人的被害はゼロだったのですが、斜面のくずれ方の凄まじさを目の当たりにすると、もし車が通っていたら、大変なことに。。。と考えてしまいました。
現在、復旧に向けての工事が行われています。
融雪や、大雨の影響だけでなく、大規模地震等でもこの地すべりは発生します。周囲を山に囲まれている、本県としては、潜在的な危険箇所は数多くあり。。。
それを全て調査して、対策を実施するとなると、これまた莫大な予算が必要で。
しかしながら、いざ災害発生となると、「人」の命に係わることでもあり。。。
福祉も大事、教育も大事、農業対策も、商工業対策も。。。。
最適解を出すのは難しいですね。