本県は竜王町の山之上地区にある、「蒲生野の湯」の建設現場を視察
3月下旬のオープンに向けて、現在急ピッチで、建設作業が進められています。
(手前に見える、にょきっとした鉄管が温泉です。これからポンプを入れて、周りを整備します。)
天然温泉が売り物のこの施設、
その天然温泉の掘削工事に、会社員現役時代関わらせて頂きました。
大阪支店の担当者と共に、開発の全体を本社からサポート。
滋賀県はなかなか硬質な地層で、温泉開発は他県と比べて難易度が高いのですが、
それでも地下深度1300mの掘削により
38.8度という、県内でも高温の温泉の湧出に成功。
湯量も比較的豊富で、炭酸水素イオンの多い、
ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉
の認定を受けることができました。
泉質としては、
保温効果が高く、お肌がツルツルになる
といった特徴があります。
建設中の建物内部も見学させてもらいましたが、露天風呂も広めのスペースで窮屈さの無いつくりでした。
2階のテラスからは、晴れると遠く琵琶湖を望むこともできます。
これまでも多くの温泉開発を手がけてきましたが、
自宅からも車で5分の
まさに地元エリアで、こういう仕事が出来たのは嬉しい限りです。
これまで手がけた他の温泉同様、
地域住民の憩いの場として、また様々な意味での癒しの場として、
末永く温泉を楽しんでもらえれば幸いですね。
3月中旬にはプレオープンで、一週間ほど無料開放みたいです!