日記

地震に向き合う

阪神・淡路大震災から今日で12年の月日が経ちました。

時の総理大臣、村山富市氏が、炎の立ち上る神戸の映像を目の当たりにして、狼狽する姿は今でも忘れられません。


昨年来より、北朝鮮のミサイル問題が声高に叫ばれ、防衛庁もつい先日防衛省に昇格しました。

しかしながら、

北朝鮮のミサイルの驚異や、はたまたアルカイダなどのテロ組織のテロの驚異よりも、日本においては「地震」の驚異が勝ると言う事に、なぜ政治家は気づかないのでしょうか?


そもそも、一揺れで、

阪神・淡路大震災の例で言えば、6000人以上の命を奪ってしまう。

首都直下なら、数万人規模で。

当地の滋賀においても、琵琶湖西岸断層帯の地震では1000人単位の死者で出るとの予測。


そんな活断層が、日本列島及びその周辺海域には無数に走っている。


これって、北朝鮮がテポドンなり、ノドンに核弾頭を搭載して、日本を攻撃してくる以上の驚異ではないですか?

なぜなら、

どんなに独裁体制であろうとも、相手は「人」、「人」であれば、話すこともできるし、相手も「考える」ことができる。
事実、北朝鮮は「核」「ミサイル」を外交交渉の材料として使っているにすぎない。

でも、地震は


いつ、どこで、どんな規模で


起きることを予測することが、現状では不可能のうえ、

それを


止めることもできない。


いつ爆発するかわからない時限爆弾のうえに、日本人の大多数が乗っかってるようなもの。


いったん爆発すれば、多くの尊い「命」が奪われるうえ、「地域」が破壊され、計り知れない経済的損失も。。。


なら、

政治なり、公共のセクターが何よりも力を入れて取り組まなければならないのは


「地震」対策でしょう。


無駄なモノを作る前に、


その資金で、


大事なものを「守る」


これこそ、「まつりごと」の務めや。
by ohminohito | 2007-01-17 23:36 | 日記 | Trackback

滋賀県議会議員 木沢成人 が日々の活動等を記しています。滋賀県議会会派「さざなみ倶楽部」幹事長。東近江市蒲生赤十字奉仕団団員。近江市消防団員。日野ライオンズクラブ理事。滋賀県がん対策推進議員連盟幹事。彦根東高、早大卒。


by ohminohito
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31