滋賀県議会

どうする都議会-小池百合子知事二足のわらじ履き問題

5年前、突然の県政投げ出しとも取れる、嘉田由紀子前知事の行動に対して、滋賀県議会としては、地方自治における「二元代表制」の一翼を担う県議会として、知事の政治姿勢を質し、多くの「県民の声」に応えました。

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本日最終日、都議会の皆様の良識に期待します。

特に「都民ファーストの会」の皆様、都民の付託に応えるため率先行動を!



以下、当時の決議全文です。


決議第4号
                     知事と国政政党の役職の兼務解消を求める決議

 都道府県を統轄、代表する地位にある知事には、県民の福祉向上と県勢の発展のため、その全力を尽くして職務に専念することが求められており、これは、知事に県政運営を託した有権者に対する政治的、道義的な義務である。
 他方、政党の舵取りを担う党首には、党の政治的主張と国益の実現のため、全力を傾注することが支持者から期待されており、こうした両者の立場の違いと職責の重大さにかんがみれば、知事が国政の政党の党首を兼ねることは、およそ考えられない。
 しかるに、嘉田由紀子知事は、平成24年11月、新党を結成し、滋賀県知事に在職のまま党首に就任した。以来、選挙期間中ばかりでなく、その後においても、党務のために公務を離れ、県外に出ることも多々見受けられる。
 知事職は激務であり、諸会合については、現状でも副知事の代理出席とならざるをえないところ、今後も政党用務が続くことになれば、知事本人の出席の機会が更に少なくなり、県民の期待に応えられなくなるとともに、庁内執務についても、十分な協議のための時間確保が困難となり、県政運営に支障を来すことが予想される。
 また、国会および県議会が政党を中心として構成、運営されていることからすれば、知事がその重要な役職に就き、特定の政党色を鮮明にすることは、得られる効果よりも県益を損ねることの方がはるかに多いと危惧される。
 もとより、知事の政治活動が禁止され、または執務時間が拘束されているものではないことは当然であるが、滋賀県民141万人の明日を預かる知事として、今回の両者の兼務は、あまりにも異常な事態である。
 よって、本議会は、嘉田由紀子知事に対し、速やかに知事と国政政党の役職の兼務を解消するよう、強く求める。
 以上、決議する。

  平成24年12月26日   

                       滋 賀 県 議 会

by ohminohito | 2017-10-05 12:35 | 滋賀県議会 | Trackback

滋賀県議会議員 木沢成人 が日々の活動等を記しています。滋賀県議会会派「さざなみ倶楽部」幹事長。東近江市蒲生赤十字奉仕団団員。近江市消防団員。日野ライオンズクラブ理事。滋賀県がん対策推進議員連盟幹事。彦根東高、早大卒。


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