滋賀県議会

抹茶電車は甲賀路を走る

昨日、今日の二日間、予算特別員会の分科会(農政水産部・琵琶湖環境部所管部分)に出席。昨日は、農政水産部の新年度予算案について審議。その中に滋賀県の近江米や近江牛、近江茶などの魅力発信と販路拡大を目的とした「広めよう、おいしい滋賀発信事業費」(10,660千円)が計上されているのだが、この予算の効果をより発揮させるべく、以下の提案をさせて頂いた。

現在、JR西日本の京都エリア(隣接する本県も含む)では、「地域色」と称して、車両の塗り替えが進んでいる。そのカラーというのが「濃緑」通称「抹茶色」で、この列車が走るのが、何と本県の茶所、甲賀市を通る草津線。



まさに「近江茶」の本場を「抹茶色」電車が走るのである。そしてその到着点が国際的観光都市の京都駅。国内外から多くの人が集まる巨大駅。この「機会」を活かさない手はないだろう。

実は、昨年、滋賀県はJR西日本と自治体では初の「包括的連携協定」を締結しており、駅や鉄道を活かしたまちづくり、観光振興を推し進めることになっている。地域ブランド振興もその協定項目に掲げられているのである。

そういうことなら、この「抹茶電車」にそれこそ「近江茶」のヘッドマークやラッピング広告貼り付けて、毎日ガンガン、京都に送り込めばいいではないか。それでこその「協定」だと思う。

英語のロゴやコピーは、外国人の目も引くだろうし、まさに日本の茶業発祥の地としての「近江」&「近江茶」のブランドイメージもアップできるだろう。せっかくなら、地元の県立信楽高校のデザイン科の高校生に、ヘッドマークやラッピングのロゴなんかのデザインお願いすれば良いと思う。その事自体にも話題性があるではないか。

農政水産部×土木交通部×教育委員会のまさに横つなぎ、庁内連携として、ぜひ推し進めて頂きたい。
by ohminohito | 2012-03-13 23:29 | 滋賀県議会 | Trackback

滋賀県議会議員 木沢成人 が日々の活動等を記しています。滋賀県議会会派「さざなみ倶楽部」幹事長。東近江市蒲生赤十字奉仕団団員。近江市消防団員。日野ライオンズクラブ理事。滋賀県がん対策推進議員連盟幹事。彦根東高、早大卒。


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