6年生対象の総合学習の時間で、「議員のお仕事」についてお話させて頂きました。
会社員から議員へ転身するに至ったエピソードをはじめ、地方政治・地方議会の仕組み・知事と議会の関係、を一通り説明した後、この前の野洲小学校と同じく、「税金の使われ方」について、わかりやすく説明をしました。
今回も「滋賀県で年間に使うお金ってどのくらいか知ってる?」という質問をしましたが、「1000億円!」っていうなかなか筋の良い回答が今回は帰ってきたりもしました。
それでも「5000億円だよ」っていう私の答えにはやはりみんなビックリです。
5年生時にみんなが体験している「フローティングスクールうみのこ」事業には、運行管理費や、新造船の基金積み立ても含め年間「2億5000万円」くらいの予算を使っていることや、環境こだわり農業、魚のゆりかご水田プロジェクト、琵琶湖に注ぎ込んでいる河川の数や、その保全などについて説明しました。
一通りの説明後、質問タイムがあったのですが、ある子から「県で今、何が問題になっているんですか?」と直球の質問が。
「うーん、そう聞かれると、いっぱいあるから何を話そうか」と頭をフル回転。具体的にイメージできるものがいいかなと思い、学校近くの市立能登川病院の医師不足の問題について、県と市で対策をとっていること、同じ東近江市内の永源寺や愛東地区では、シカやイノシシ、サルなどの獣害が凄くて困っていることなどを説明しました。
滋賀県のシカの適正数が8000頭くらいなのに対して、実際は「70000頭近くもいるかもしれないんだよ!」っていう説明には「うっそー!!!!」「ええっー!!!!」っていう反応でありました。
授業終了後は校長先生に報告し、せっかくの機会だったので、教育現場の諸課題について色々と意見交換させて頂きました。
昨日は、滋賀県も大雪でしたが、学校を離れる頃には、雪も激しくなり、駐車場に止めた車には雪がドッサリでした。
いずれにせよ、また「学び」と「気づき」のあったひと時でありました。