日曜日は、自治会行事の「山普請」に朝8時から参加。
「普請」と言うと都会の方にはなじみの無い、聞き慣れない言葉かと思いますが、
「土木の共同作業」と思って頂いたら結構です。
今回の「山普請」は
要は川掃除。
地域の水田農業の基幹水利施設である水路の掃除です。
恐らく、この地域の集落が、農業に関わり始めた頃からずっと続いている行事だと思います。
若手集は、スコップ片手に、水路の上流部は出動。
上流部ほど、堆積物が多いので、こちらの力仕事は若手集というお約束。
一年振りの大掃除ですが、
結構水草が繁茂しております。
水草と同時に、
川床に堆積した泥も一緒にあげて行きます。
御年82歳の長老もスコップ片手に参加頂く。
さすがに人手だけでは、きつい作業なので、ミニユンボにも助っ人を頼んでいます。
ユンボのオペレーターのKさん、さすがに本職とあって、手慣れたさばき。
地域にこういう方がいて下さると本当に助かります。
途中休憩を挟み、約2時間半の作業を終えて、ユンボを再び地上へ
土手の草刈担当部隊の活躍も相まって、
すっかり綺麗になりました。
地域に住む住民によって、地域を守る。
今は、何とかこなしていけていますが、
「あと5年、あと10年たったらなあ・・・」
そんな声が作業中にも聞かれました。
机上の空論でない、地域コミュニティの維持と再生
大きな課題であります。