堪忍やで、孫左・・・「最後の忠臣蔵」
2010年 12月 20日
早速、昨日観賞してきました。
以前、このブログでも紹介しましたが、
実は、私、地元ロケの際、エキストラとしてこの作品に出演しております。
クリック→映画ロケ-最後の忠臣蔵
まだ、観賞されていない方も多いので、ネタばれになるとまずいのですが、
物語後半で、
大石内蔵助(片岡仁左衛門演)の忘れ形見「可音」(桜庭ななみ演)が、嫁ぐ嫁入り行列のシーンがあります。
徐々に行列が大きくなっていくシーンが4つくらいあるのですが、その最後シーンの手前、商家の路地を行列が進むシーンで、3秒くらい映ってました。
顔は確認できないですが、右手に持った「松明」がしっかり闇を照らしておりました。
実は、この「松明」はこの一連のシーンで非常に重要な役割を果たしているアイテムなんです。
「忠義」を象徴する「炎」
その一つを灯すことができたのは、本当に嬉しく思いました。
映像的にも、闇を灯すオレンジ色の炎はとても美しく・・・
昨年末のロケは本当に厳しい寒さの中でしたが、
たとえ一瞬とはいえ、この物語の一部となれたことは光栄です。
映画全体の中身に関して言えば、
泣けるシーンは盛りだくさんです。
可音がちょっとたどたどしいものの、孫左衛門(役所広司演)に気持ちをぶつけていくシーンが多々出てくるのですが、
不器用な孫左衛門とのそのやりとりが何とも切ないです。
嫁入り前に、可音が孫左に三つ指をついて挨拶するシーンからは、周りで見ていた年配の男性、皆号泣でした。
とにかく是非一度見てください!
P.S. エンドロール(クレジット)にしっかり「滋賀ロケーションオフィス」「八幡堀を守る会」「東近江市」「金堂まちなみ保存会」などの名前出てました。