この中で、副総理の菅氏が、
「この内閣は、鳩山総理に、私(管)、平野官房長官、川端文部科学大臣と理系出身の大臣がそろう理系内閣です。日本の科学技術の振興に務めたい」
と発言していました。
なるほど、ビジネスの世界でも、最近は、理系的内容のビジネスではない分野でも、理系出身の人がトップを務めていたりもしますから、一種のトレンドなのかもしれません。
教育の現場に目を向けると、小中高とも理科離れが激しいといわれていますから、こうした分野に注力して頂くのは喜ばしいことだと思いますが、
ただ、
「雪が溶けるとどうなりますか?」
という問いに、
単純に、
「水になります。」
と、理系的な回答をする子どもよりは
日本の美しい四季を頭に思い描きながら、
「春になります。」
と答えられる
感性豊かな子ども達を育てて欲しいとも思います。